競泳ニッポンが、食のサポートを受けてメダルラッシュを目指す。世界選手権(ロシア・カザニ)に出場する競泳の日本代表選手が26日、成田空港から出発。米50キロなど大量の食料も積み込まれた。味の素と日本オリンピック委員会(JOC)が行う「ビクトリープロジェクト(VP)」の一環で世界選手権では異例の「サポートハウス」を用意。上野広治強化本部長は「選手の栄養補給は大丈夫」と話した。

 VPが選手村外にコンドミニアムを借り上げて拠点を準備。栄養士や調理師などスタッフ5人が、食料などを供給する。現地スタッフから選手村入村時に持ち込み食料が制限される情報を受け、食料品の届け方など万全の対策で8月2日からの本番に臨む。