日本はペルーに3-0で快勝して5勝1敗の勝ち点15で3位を保った。日本は第1セット、長岡望悠(みゆ、久光製薬)がライトから得点を重ね、25-19で先取。第2セットも終盤の連続得点で25-21と制し、第3セットも25-15で奪った。31日は韓国と対戦する。ロシアは韓国を下して6戦全勝の勝ち点17で首位を守り、米国はケニアに圧勝して同16で2位。セルビアと中国も順当勝ちし、ともに5勝目(1敗)を挙げた。

 日本は立ち上がりから長岡が強打にフェイントを織り交ぜたアタックで得点を稼ぎ、第1セットを先取した。その後は山口(岡山シーガルズ)石井(久光製薬)と先発が少なかった選手を起用する余裕も見せてストレート勝ちした。

 世界ランキングは日本が5位でペルーは25位。力の差はあるが、真鍋監督は「休み明けに負けていることが多い」と警戒を怠らなかった。昨年の世界選手権では休養日明けの2次リーグ初戦でクロアチアに黒星。格下に取りこぼして失速し、3次リーグに進めなかった苦い経験がある。

 31日は日本でもプレーした大砲、金軟景を擁する韓国と戦う。熱戦の多い日韓戦とはいえ、黒星が2つ先行する相手に負けるわけにはいかない。