ラグビーの国際統括団体、ワールドラグビー(WR)は3日、南アフリカの故ネルソン・マンデラ元大統領の殿堂入りを発表した。

 同国初の黒人大統領を務めたマンデラ氏は、人種融和を目的として1995年のワールドカップ(W杯)を自国で開催。代表チームは初出場で優勝を遂げた。

 アパルトヘイト(人種隔離)政策を撤廃した南アフリカで、チームの成功は国民の感動を呼んだ。WRのラパセ会長は「スポーツの力で国を一つにした」と功績をたたえた。