優勝候補ながらショートプログラム(SP)で7位と出遅れた本田真凜(14=関大中)は、フリーでも114・23の5位とふるわず、合計168・88点の6位に終わった。それでも「ショートがボロボロで、フリーが始まるのが怖かった。そこまでダメな演技じゃなかった」と笑顔で振り返った。

 本田は今季、ジュニアグランプリ(GP)シリーズにデビューし、アメリカ大会で2位、クロアチア大会で初優勝。全7戦の上位6人によるGPファイナル(12月・バルセロナ)への出場が決まっている。「ショートの悔しさをぶつけ、ファイナルでは表彰台に立てるよう頑張りたい」と前を向いた。