フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルで6位に終わった浅田真央(25=中京大)がフリー演技から一夜明けた13日、体調不良により予定を変更して帰国の途についた。この日開催されるエキシビションのメンバーに選ばれていたが、欠場して1日早く日本へ向かった。

 フリー演技後に気分が悪くなり、日本代表に帯同している医師の診断を受けた結果、「胃腸炎」を診断された。

 小林芳子強化部長は「フリーの日のお昼からむかむかして気分がすぐれなかったと聞きました。すべて終わってホテルに帰ってホッとしたところで、気分が悪くなった」と説明した。年末には全日本選手権が控えるが、同強化部長が「全日本も頑張ってください」と電話で声をかけると、「はい、頑張ります」と答えたという。