バドミントン日本代表合宿2日目が12日、沖縄・糸満市で行われ、砂浜での厳しい練習に脱落者が続出した。前日は雨天のため、砂浜での練習は午前中だけだったが、この日は朝から夕まで休憩を挟み約4時間半たっぷり。ラケットを使ったノックでは、昨年12月スーパーシリーズファイナルズ女子シングルスを制した奥原希望(日本ユニシス)が倒れ込み、もん絶。15分×5本ランニングでは、4本目で世界ランキング3位の桃田賢斗(NTT東日本)が足をつり、5本目で高校生唯一の代表山口茜(福井・勝山高)が、体調不良でギブアップした。
「2日目で、やっときつそうな顔になった」と喜ぶのが、この練習を提案した朴柱奉監督(51)。韓国代表として、92年バルセロナ五輪の男子ダブルスで金メダルを獲得し、「ダブルスの神様」といわれる伝説の選手だ。その朴監督が現役時代、頻繁に行ってきたのが釜山の砂浜での訓練だった。「これをやることでコートでのスピード、ジャンプ力が違う。フィジカル、そしてメンタルの強さにもつながる」と意義を語った。「もういいや、という気持ちがなくなるように。目標があればできる」。8月に待つリオデジャネイロ五輪でのメダルラッシュに向け「今だからできる」とこの1週間、選手をとことん鍛え抜く。【高場泉穂】


