加藤凌平(22=コナミスポーツ)が180・100点で2位となり、リオデジャネイロ五輪代表に内定した。2大会連続の代表となる。

 4月の全日本選手権の持ち点3位でスタート。田中佑典(26=コナミスポーツ)との激しい代表権争いとなったが、0・1点差で逃げ切った。持ち点2位だった白井健三(19=日体大)はあん馬の落下などで後退し5位だった。

 すでに五輪代表に内定している内村航平(27=コナミスポーツ)は全種目で安定した演技を披露し、184・650点で大会8連覇を達成した。今大会は内村を除く最上位選手が五輪代表に内定する規定だった。

 リオ五輪代表は5人。残り3人は6月4、5日に行われる全日本種目別選手権後にチームへの貢献度などを考慮して決まる。