リオデジャネイロ五輪でシンクロナイズドスイミングの日本代表を2種目で銅メダルに導いた井村雅代ヘッドコーチ(66)が続投する見通しであることが21日、日本水連幹部への取材で分かった。早ければ10月の常務理事会で正式に決まる。期間は未定だが、少なくとも来年7月の世界選手権(ブダペスト)までは指導を継続する予定。

 井村氏は中国などの指導を経て、2014年に10年ぶりに日本の指導に復帰し、低迷していたシンクロ日本を立て直した。リオ五輪では乾友紀子(井村シンクロク)三井梨紗子(東京シンクロク)組のデュエットを2大会ぶりの、チームを3大会ぶりの表彰台に導いた。