日本ボブスレー・リュージュ・スケルトン連盟は27日、財政負担の大きさなどを理由に長野市が廃止を含めて検討しているそり競技の施設「スパイラル」について、強化指定選手らの拠点となるナショナルトレーニングセンター(NTC)として2022年北京冬季五輪まで使用できるよう求める要望書を市に提出した。

 市によるとNTC指定は平昌五輪が開催される18年までとなっている。要望書では「国内競技者の中長期的な育成強化のために、スパイラルのNTC指定は必須」と強調した。

 市の担当者は「いろいろな意見を聞きながら検討していきたい」と話した。