エース高梨沙羅(20=クラレ)が、節目のW杯50勝を逃した。

 1回目で85メートルの10位と出遅れ、2回目で94メートルと巻き返したが208・3点の5位に終わり、3戦連続勝ちなしとなった。

 高梨は1月8日のオーベルストドルフ大会で今季5勝目、通算49勝目をマークしているが、その後は足踏みが続いている。

 日本勢は伊藤有希(土屋ホーム)が1回目は89・5メートルで3位、2回目に94メートルの213・6点で逆転優勝した。札幌での個人第7戦で初優勝して以来、2勝目。

 勢藤優花(北海道メディカルスポーツ専門学校)は7位。岩渕香里(北野建設)は18位、茂野美咲(CHINTAI)は28位、岩佐明香(日大)は31位だった。