10日の19年ラグビーW杯組み合わせ抽選会に臨む各国関係者が同日、京都市の世界遺産・下鴨神社を訪れた。境内には日本ラグビー発展の原点となった「第一蹴の地」の石碑があり、南アフリカ代表のアリスター・クッツェー・ヘッドコーチらが式典に参加。日本に古くから伝わる蹴鞠(けまり)を体験した。

 仕掛け人となった元日本代表の坂田好弘関西協会会長(74)は「最初は独り言の夢だった。実現したのはうれしい。これからも努力をしていかなければいけない」と19年W杯に向け、試合以外の魅力発信に意欲を見せた。抽選会は同日午後5時から、京都迎賓館で行われる。