バドミントンの世界選手権女子ダブルスで銅メダルを獲得した末綱聡子(30)、前田美順(25=ともにルネサンス)組が15日、成田空港に帰国した。日本バドミントン協会の関係者から祝福の花束が渡され、末綱は「素直にうれしい」と、自身初のメダルを喜んだ。準決勝では世界1位の中国ペアに敗れたが、前田は「負けが最後だと悔しいが、表彰で日の丸が揚がるのを見たら、すごくうれしかった」と感激を新たにしていた。会場だったウェンブリーアリーナは、12年ロンドン五輪の本番会場。「本番に向けて、いい経験ができた」(末綱)と、1年後にもメダル獲得を狙う。