フィギュアの五輪や世界選手権のメダリストが争う新設大会のメダル・ウィナーズ・オープン(5日)の前日練習が4日、会場のさいたまスーパーアリーナで行われた。約1時間、氷の感触を確かめたトリノ五輪女子金メダルの荒川静香は「プロで長く活躍してきた選手が、競技として滑るとこうなるというのが見られると思います。学んできた部分を出して、一風変わった競技会として良いイベントになればいいです」と話した。

 演目は02年シーズンから2季滑ったSPの「白鳥の湖」になる。「見どころは衣装もです。10年前に着た物ですが、いまでも斬新なイメージ。すごく気に入っています。照明もあってショーアップされるので、そういう部分も楽しみたい」と試合を待ち望んだ。