<ノルディックスキー:世界選手権>◇第8日◇28日◇イタリア・バルディフィエメ

 複合の個人ラージヒルは、前半ジャンプ(HS134メートル、K点120メートル)を終え、渡部善斗(早大)が、131・5メートルを飛び3位につけた。

 後半距離(10キロ)はトップのW杯個人総合首位に立つエリック・フレンツェル(ドイツ)から25秒差でスタートする。

 渡部善は「追い風だったが自分の持ち味は出せた。まだ1人で何かできる分けではないので、集団の中で粘り込みたい」と気持ちを引き締めた。

 22日の個人ノーマルヒル6位入賞の加藤大平(サッポロノルディックク)は5位(30秒差)、日本のエース渡部暁斗(北野建設)は8位(37秒差)、永井秀昭(岐阜日野自動車)は12位(1分11秒差)につけた。渡部暁は「ジャンプの内容は良くなかったが、風に助けられた。後半もベストを尽くしたい」と前向きに話した。

 距離は女子20キロリレーを実施した。日本は出場していない。

 [2013年2月28日20時28分]日刊スポーツのオススメ