フィギュアスケートの世界国別対抗戦(4月11日開幕、東京・代々木第1体育館)に出場する日本代表選手が20日、発表された。

 男子は高橋大輔(27=関大大学院)と無良崇人(22=中京大)、女子は浅田真央(22=中京大)と鈴木明子(27=邦和スポーツランド)、アイスダンスにはキャシー・リード、クリス・リード姉妹ペアが選ばれた。

 都内のテレビ朝日内で行われた会見は、CS放送で生中継された。壇上に上った後で気づいた浅田は「生(放送)だと知らなかったので、今緊張してきた」と笑わせて「シーズン最後の締めくくり。試合感覚は自分のものになって、ベストの演技を出すことが一番かなう場所かなと思うので、それができると信じて頑張りたい」と意気込んだ。

 「優勝」と目標を公言した高橋は、チームジャパンの主将に立候補。「世界選手権が良くなかったので、若干へこんでいる。エンジンをかけるためにも、必要だと思った」と意図を明かし、鈴木は「来年の大事なシーズンに向けて、新たなスタートを切るためにも、精いっぱいいい演技ができれば」と誓った。