テニスのウィンブルドン選手権男子シングルスで2連覇を目指すアンディ・マリー(英国)が22日、記者会見し、女子の元世界ランキング1位のアメリ・モレスモさん(フランス)を新コーチに迎え「最高の準備ができた。得意な芝コートで楽しみながら勝ちにいく」と自信をのぞかせた。

 21日には過去7度優勝のロジャー・フェデラー(スイス)が「ここに戻ってくると再び頂点に立ちたい思いが強くなる」と2年ぶりの優勝へ意気込み、全仏オープンで5連覇した第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)は「故郷のマジョルカ島でリフレッシュできた。疲労がたまった膝や腰の状態も元に戻った」とコメント。第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)は「体内のバッテリーを再充電できた」と強調した。

 女子で第1シードのセリーナ・ウィリアムズ(米国)は「たくさん練習し、戦える準備ができた」と全仏2回戦敗退の雪辱を期した。