膝上2センチアップがメダルの鍵!?

 ロンドン五輪に出場するホッケー女子日本代表「さくらジャパン」の発表会見が14日に都内で行われ、メンバー16人が決まった。3大会連続出場に、安田善次郎監督(65)は「6位入賞だけでなく、三度目の正直でメダルを狙いたい」と息巻くが、新ユニホームがその一助となる。

 5月の世界最終予選で着たウエアを改良。本番では下半身にはくスコートの丈を2センチ短くして、動きやすさを追求する。ミズノの担当者は「長いと足の動きが制限されるので」と説明。チーム最年長41歳のDF加藤は「今まで一番短いかも」とミニスカならぬ“ミニスコ”に期待した。

 会見では予選で着用したウエア姿だったが、練習では既に使用中。得点源のFW藤尾は「足を広げることが多い競技。良いと思います」と口にする。北京五輪と同様に、7月1日から1年契約で、日本コカ・コーラ社とスポンサー契約を結ぶことも決定。さまざまなバックアップを受け、メダルに挑む。【阿部健吾】