ラグビーの日本代表は5月1日に韓国・大邱で、11年W杯出場権のかかるHSBCアジア5カ国対抗の初戦韓国戦を迎える。代表チームは4月30日に、会場となる慶山生活体育公園ラグビー場で最終調整。今回の試合は、同会場のオープニングゲームで芝の状態もよく、初先発となるWTB長友泰憲は「走りやすい」と好感触を得ていた。

 一方で、ポールが赤と白のしま模様と日本では見慣れないもの。PGやコンバージョンゴールを狙う際に違和感が生まれそうだが、キッカーを務めるCTBライアン・ニコラスは「大丈夫。それより風が大変」と、小高い丘に囲まれ、不規則に吹く風を気にしていた。