<東都大学野球>◇第4週、第6週残り試合◇27日◇神宮

 創部80年目の国学院大がうれしい初優勝をつかんだ。7-0で亜大に大勝。先発の鷲尾拓也投手(3年=能代)が6回を無失点で好投すると、打線は6回、野選で先制し、7回には一挙5点を加えた。これで勝ち点4(9勝4敗)として全日程を終了し、勝率で他校を上回るため優勝が決まった。8月に就任した鳥山泰孝監督(35)はいきなりのシーズンで優勝をつかんだ。中大はドラフト1位候補の沢村拓一投手(4年=佐野日大)が国士舘大から12奪三振、4安打で完封したが、優勝にはあと一歩及ばなかった。初優勝の国学院大は来月13日に始まる明治神宮大会に東都大学の代表として出場する。