「朗希VS由伸」の初マッチアップは、迫力も見応えも十分どころか十二分だった。14日のロッテ対オリックスの1回戦。ZOZOマリンスタジアムは平日ながら満員御礼。ロッテ佐々木朗希投手(21)が7回105球を投げ、1安打11奪三振無失点で今季2勝目を挙げた。日本だけでなく世界が注目したオリックス山本由伸投手(24)との「WBC侍ジャパン右腕」の投げ合い。6回101球5安打9奪三振1失点だった山本との名勝負は佐々木朗が制した。

SNS上でも、熱戦をスタジアムやテレビで観戦したファンらのコメントが数多く寄せられた。

「異次元すぎる対決だった…」

「まさに至高VS至高。トイレに行くタイミングを失いかけました」

「パ・リーグ投手頂上決戦!」

「特に佐々木投手の立ち上がりに痺れました」

「ヤバい! すげー! 筋肉痛!」

「会社を早退した甲斐がありました! 上司に感謝!」

「ノーノーの夢は叶わなくても、ファンはブルブル震えが止まらない。最高のマッチアップ」

「両者圧巻のピッチング。一生忘れない一戦です」

「攻守があるのが野球ですが、攻攻の試合と感じる野球でした」

「WBC後は投球も表情も豊かになったようにみえる佐々木朗希投手。日本球界を牽引する山本由伸投手を相手に楽しそうに投げる姿もとても印象的でした」

「これからも続いていく2人の勝負の始まりの日ですね○」

「お二人ともすごかったですけど、由伸さんのほうが逞しいと思う。。。」

「令和の頂上決戦。那須川天心VS武尊 佐々木朗希VS山本由伸」

「ジャイアント馬場VSアントニオ猪木 ゴジラ対キングギドラ 貞子VS伽椰子、ディアルガVSパルキアVSダークライ ロウキVSヨシノブ←NEW!」

両チームのファンの楽しみだけでなく、今後は球界を代表する名勝負として注目を集めそうだ。ZOZOマリンの記者席近くからは「もしかしたら、いつかは『両者が9回終わってノーヒットノーラン』なんていう伝説も生まれそうじゃない?」との若いカップルの言葉も聞こえてきた。現実になる日が来るかもしれない-。【ロッテ担当 鎌田直秀】