函館地区で代表決定戦3試合が行われた。全2試合コールド勝ちの函館ラサールは3年連続で南大会の切符を射止めた。この日で全33代表が出そろい、8日に南北大会の組み合わせ抽選が行われる。南大会は16日に札幌円山で、北大会は15日に旭川スタルヒンでそれぞれ開幕する。

 函館ラサールが初戦に続くコールド勝ちで、代表切符を手にした。1回に打者17人を送って大量13点を奪う横綱相撲。投げては3投手で1安打無失点と、江差を圧倒した。1年春からベンチ入りするエース兼4番の祁答院(きどういん)久史(3年)は「悔いの残らないプレーで甲子園を目指したい」。この日は、武田将知(まさと)監督の29歳の誕生日で、歌と勝利をプレゼントした。