3回から1対1のまま互いに本塁が遠かったが、均衡を破ったのは城東だった。

 8回、先頭の4番高野慎太郎内野手(3年)が初球を左翼スタンドへ運んだのを皮切りに、この回5連打などで4得点。

 ともに昨年5回戦まで進んだ安田学園を下した。

 主将も務める高野は「思い切りいこうと思って振ったら入っちゃいました。マグレです、マグレ」と笑顔で決勝打を振り返った。