センバツ準Vの高松商の春夏連続出場の夢が消えた。

 決勝までの4試合で45得点、すべてコールド勝ちで見せた打線が、相手左腕渡辺に5安打に抑えられた。20年ぶり20度目の出場がかなわず、長尾監督は「足りないところがあったからの結果。その中でも大熊はよく投げてくれた」と話す。14安打を浴びながらも5点にしのいだ背番号9をたたえた。センバツで活躍したエース浦のケガで、今大会5試合全試合に先発した大熊は「プレッシャーは無かったけど、最後まで抑えたかった」と悔しがった。