埼玉3連覇を狙う花咲徳栄が、神奈川連覇を目指す横浜と練習試合2試合を行った。

 3球団のスカウトが視察する中、1試合目でドラフト候補の花咲徳栄・清水達也投手(3年)が先発。5回を6安打6三振2失点にまとめた。

 最速149キロ右腕は「もともと120キロちょっとの遅いスライダーを投げていましたが、長いイニングを投げる上で130キロぐらいで小さく変化するスライダーを投げる練習をしています。体が疲れている状態でも(失点した)4回以外はまとめられた。できれば150キロを投げてみたい」と意欲を見せた。

 同じくドラフト候補の西川愛也外野手(3年)は1試合目でランニング本塁打含む3安打4打点。高校通算を26本塁打に伸ばした。「(ランニング弾は)必死でした。長打も単打もどっちも打てるような練習をしています」と11日の初戦を見据えた。2試合目は9-0で横浜が勝った。