第1シードの帝京が今大会初登場し、立教池袋に逆転勝ちした。

 1回に先制本塁打を浴びて、5回にやっと追いつく苦しい展開。2-2で迎えた7回、金村和広一塁手(3年)の2ランなどで3点を奪い、そのまま逃げきった。

 かつての常勝軍団も、夏の甲子園は11年を最後にもう5年出場していない。前田三夫監督(68)は「相手は投手もいいし、初戦ですから楽には勝てないと思っていた。ひとつやってこれからです」と話していた。