決勝戦は智弁和歌山と大阪桐蔭の「名将対決」となった。18年ぶりの決勝戦で、24年ぶり2度目の優勝を狙う智弁和歌山は東海大相模(神奈川)を延長10回、12-10で下した。4点を追う8回に追い付くと延長10回に犠飛などで勝ち越し。高嶋仁監督(71)のゲキが飛ぶ中、激闘を制し勢いに乗る。史上3校目の2連覇と、3度目のVを狙う大阪桐蔭は三重に延長12回、3-2でサヨナラ勝ち。ドラフト1位候補の藤原恭大外野手(3年)がサヨナラ打を放った。紫紺の優勝旗を懸けて今日激突する。

 ◆17年の大阪桐蔭対智弁和歌山 3度対戦し、いずれも大阪桐蔭が勝利。春の近畿大会1回戦は大阪桐蔭が2回までに4点を先行し6-3と逃げ切った。夏の甲子園2回戦は2-1の接戦で、暴投が決勝点。秋の近畿大会決勝は大阪桐蔭・根尾がソロ本塁打を放ち1-0で勝利。