鬼怒商が玉造工に勝利し、2回戦進出を決めた。エース広瀬昂大投手(3年)が8回2/3まで4失点。7回途中に左足のふくらはぎと右足の付け根がつってしまい無念の降板となったものの、9回途中から登板した1年生の江原恭真投手がぴしゃりと締めた。

 広瀬は悔しさもにじませながら「6回くらいに最初に左足がつってしまって、かばっていたら右もつった。ベンチのサポートのおかげです」。

 広瀬の野球帽のつばには「仲間を信じて 27+4」と記してある。27人の選手と4人のマネジャーの団結力を信じることが「自分のモットーです」と言い切る。「チームメート全員が頼りになる。今日も助けられました」とチームメートへの感謝を口にした。