シード校の関東学園大付が大会タイ記録となる1イニング12安打を放つなど、20安打22得点で快勝した。

 記録に肩を並べたのは7回。先頭の代打斎藤隆将外野手(2年)が二塁打で出塁。これで火が付いた打線は、この回に7連打が出るなど打者15人で12安打11得点を奪った。

 群馬大会の1イニング安打数の記録は12本。平成10年に尾瀬、同28年に富岡実業がマークしている。

 同校は秋と春の群馬大会でいずれも準優勝。今大会の優勝候補として名前が挙がる。中里壱成主将(3年)は「(7回の猛攻は)チームでつなぐ、つなぐ意識でやっていました。見えないミスも出ているので、失敗を生かして成長していきたい」と3回戦へ向けて意気込んだ。