旭川実は打線が奮起して快勝し、2年ぶりに4強入りした。

 初回、1番森谷汰樹(3年)が左中間に先頭打者ホームラン。5回は森谷からの4連打や6番笹原颯太捕手(3年)の左越えソロで5得点と一気に突き放した。今夏初登板の先発左腕・坪井陽汰(3年)は9回8安打11奪三振で今大会完封一番乗りを果たした。

 森谷は「坂口監督から打てなくてもいいからチームの勢いが出るようにガンガン振っていけと言われた。思い切って結果がでて良かった」と笑顔だった。