桐蔭学園が、６回コールド勝ちでノーシードから８強入りを果たした。

　１回２死三塁、森敬斗内野手（２年）の二ゴロの間に１点を先制した。３－０の４回１死一、二塁では、森が右越え二塁打を放ち２点を追加した。

　９－０で迎えた６回２死満塁、森の中前打でコールド勝ちを決めた。４打数３安打３打点と大活躍した森は「練習した結果が出せているので、チャンスに（打線が）つながっていると思う」と話した。

　先発した阿部優太投手（３年）は被安打４の５奪三振で無失点に抑えた。初戦から４試合連続でのコールド勝ちでの準々決勝進出。片桐健一監督は「狙ってコールド勝ちをしている訳ではありませんが、選手たちが練習の成果を出そうとしてやっていることが、そういう方向に向かって出ている。（準々決勝の会場の）横浜スタジアムを、選手たちに経験させてあげられることは良かったと思います」と話した。