仙台育英(宮城)の硬式野球部前監督の佐々木順一朗氏(58)がこのほど、仙台市内のホテルで「感謝の集い」を行った。プロ、大学、高校関係者など約300人が集結した。

最近見た映画で感銘を受けた「グレイテスト・ショーマン」の主人公に扮(ふん)した同氏は、壇上で映画内の言葉を引用し「『人生、崇高な芸術とは人々を喜ばせることである』と。野球を通して感動してもらえばいいと思って、戦ってきました」とあいさつ。続けて「優勝はできなかったけど、優勝よりも大きなものをいっぱいいただきました」と24年間の監督人生を振り返った。9日からは内定している学法石川(福島)野球部の新監督に就任する。