今大会注目NO・1の星稜(石川)・奥川恭伸投手(3年)が驚きの奪三振ショーで強豪・履正社(大阪)相手に完封勝利を飾った。

初回にいきなり自己最速更新となる151キロをマーク。変化球もさえ、毎回の17Kと三振を積み上げた。許した安打も、すべて単打で3本のみ。最後は注目スラッガー、履正社・井上広大外野手(3年)を併殺に打ち取り、シャットアウトした。

「普段通り、冷静にできた。(ピンチでも)逃げない姿勢を見せることができた」。悲願初Vへ。見事なピッチングで、初戦に激突した強敵を退けた。