開幕戦で札幌光星が逆転勝ちし、97年以来22年ぶりの春全道1勝を挙げた。

同点に追いついた7回2死三塁、主将の近藤尚矢二塁手(3年)が右前適時打を放ち、勝ち越した。地区予選ではセンバツ初出場で1勝を挙げた札幌大谷に勝利。近藤尚は「ふがいない試合をしたら、これで札幌大谷に勝ったのかと思われてしまう。まず開幕戦でしっかり勝てて良かった。1戦1戦集中して戦い、全道優勝を目指したい」と話した。

序盤は3点ビハインドも徐々に追いつき、合坂真吾監督(42)は「終盤、選手たちがよく粘ってくれた。5回終わった後、自主的にミーティングをするなど、自分たちで流れを変えようとしていたことが、結果につながった」と話した。