最速163キロ右腕、大船渡・佐々木朗希投手(3年)が今夏初戦。「4番投手」で先発マウンドに上がり2回をパーフェクトに抑えた。

1回は遊ゴロ、投飛、空振り三振。2回は二ゴロ、空振り三振、右邪飛で最速は147キロだった。

打っては先制の適時三塁打を放った。

佐々木は「負けたら終わりということですごく緊張していたんですが、初回に点数(3点)が取れたので楽しく投げることができました。四球も無かったしヒットも打てたので良かったと思います」と話した。

この日は制球を重視し「6割くらい」(佐々木)の力で全19球を投げた。

「コントロールが良ければ球数を減らせると思うので。球数を少しでも減らしたい」。19球のうちボール球は6球だった。

次戦3回戦は中1日で18日。「早く寝て睡眠をしっかり取りたい。最低でも9時間は眠りたい」と話した。

大船渡は14-0で5回コールド勝ち。佐々木の後を受けた大和田健人投手(3年)も3回を無安打1四球に抑え無安打無得点リレーを達成した。

5700人収容の内野スタンドは満員。試合中に外野芝生席も開放された。