昨年準優勝の島田商は、初の8強入りで勢いに乗るオイスカを10-6で退けた。同点で迎えた7回2死一、三塁で松山翔威内野手(3年)が内角低めのスライダーを捉え、決勝の適時打。

「絶対に決めてやる気持ちだった」と声を弾ませた。今大会は19打数9安打と好調。この日は7回1死満塁での二塁守備で、抜ければ逆転を許していた一、二塁間の打球を好捕。狙っていた併殺は取れなかったが、最少失点に切り抜け、勝ち越しにつなげた。昨年はメンバー外。優勝までの残り2試合を見据え「まずは準決勝で勝ちたい」と意気込んだ。