智弁和歌山・黒川史陽(ふみや)主将(3年)は、大会第3日(8日)第1試合の初戦・米子東(鳥取)戦で、先頭打者安打でチームを勢いづける。

「1番打者なんで、まず塁に出ることが大事。強い打球を打って“いける”というムードをチーム内に作りたい」と意気込んだ。

チームメートの東妻純平捕手(3年)、西川晋太郎内野手(3年)とともに1年夏から5季連続甲子園出場を果たしたが、中谷仁監督(40)は「それだけ多く負けを経験して、悔しい思いをしてきたのも彼ら。それが1球1球へのこだわり、1つのプレーを大事にするとこにつながっていくと思います」と語っていた。