大阪桐蔭が9-4で上宮太子に快勝した中、2年生右腕・関戸康介投手が、自己最速を更新する154キロをマークした。

7回から3番手で登板。3人目の打者から空振り三振を奪った高め直球が、ロッテのスピードガンで154キロ、ソフトバンク、オリックス、阪神でも146~148キロを計測した。「腕が振れて感覚がよかったので、出てもおかしくない。指にかかった感覚でした」と振り返った。9回は3四死球から1点を失ったが、3イニングを無安打5奪三振。ロッテ永野プロ・アマスカウト部長は「まだ(投げるタイミングが)合っていない。合ったらもっと球速が出るんじゃないかな」と成長に期待した。