二松学舎大付の「大江2世」が5回コールド勝ちに貢献した。最速143キロ左腕のエース・秋山正雲投手(せいうん=2年)が先発して5回3安打無失点10奪三振。1回戦から2試合で42得点を挙げた強打の佼成学園を封じた

。直球主体の投球だったが、「今日はカーブが良かった。ストライクにすべて投げられました」と手応え。4球ほどしか投じなかった緩い変化球だったが、緩急を見せつけ、より直球が生きた。

かつての二松学舎大付のエース左腕には大江竜聖投手(現巨人)がいる。高卒でドラフト6位指名され、今季41試合に登板してブレーク。先輩の背中を追いかけ、センバツと夏の甲子園を目指す。「野球に対しての取り組みがすごいと聞いている。そういうところは学ばないといけない。大江さんを目標としてやっています」と意気込んだ。