第93回選抜高校野球大会(3月19日開幕、甲子園)に出場する北海が15日、滋賀・湖東スタジアムで滋賀学園と練習試合を行い、1試合目が4-5、2試合目が8-9だった。開幕前の練習試合が終了。関虎太朗中堅手(2年)が2試合で8打数5安打1打点と気を吐き、神戸国際大付(兵庫)との開幕試合に向け、好調ぶりをアピールした。

チーム1の俊足が走った。1試合目の4打席目に右越え三塁打、2試合目は第2打席に中越え三塁打。50メートル6秒2の快足を飛ばして長打2本を記録し「調子が上がっている。この流れで本番につなげたい」と手応えを口にした。昨秋はチームトップの3盗塁。「相手投手の映像を見て動作を研究しているところ。足でチームに貢献出来るように準備したい」と思い描いた。

昨秋9試合出場した不動の中堅手も、14日東山(京都)との練習試合では、ライバル工藤泰己外野手(2年)が左越え3ランを放つなど競争激化。関は「ハイレベルな競争ができている」。ぎりぎりまで刺激し合い、チーム力を引き上げる。【永野高輔】

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