東海大相模・石田隼都投手が福岡大大濠戦の14奪三振に続き、15奪三振で連続完封。

センバツで、ともに13奪三振以上の連続完封は、61年の「怪童」こと尾崎行雄(浪商)が日大二から17個、明星から14個を奪って以来60年ぶりとなった。

石田は1、2回戦が救援だったにもかかわらず、これで今大会43奪三振。金属バット採用後(春は75年以降)、大会50個に到達したのは学校の先輩になる00年筑川利希也(東海大相模=50個)だけだが、大台も見えてきた。大会最多は73年江川卓(作新学院)の60個。歴代2位の30年岸本正治(第一神港商=54個)、左腕では58年城戸博(済々黌)の53個も視野に入る。無失点のV投手には38年野口二郎(中京商)40年大島信雄(岐阜商=左腕)52年田所善治郎(静岡商=すべて全4試合完封)がおり、83年Vの水野雄仁(池田)は自責点ゼロ(失点2)。記録をひもとくと、歴史的な名前しか出てこなくなってきた。【織田健途】

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