大阪桐蔭が粘りの試合運びでサヨナラ勝ちした。

同点の9回1死一、二塁で、主将の池田陵真外野手(3年)がチェンジアップをとらえて、左越えの決勝打を放った。池田は「(打撃不振で)自分が助けられる側だった。自分がチームを助けて勝利に導く、必ず打つ気持ちでした」と振り返った。

先発竹中勇登投手(3年)は9回2失点の力投。「先頭打者への四球が多かったですがうまく打たせてゲッツーを取れた。野手のおかげです」と話した。

西谷浩一監督(51)は「今日勝たないと明日試合をできない。何とか優勝したい」と話した。3月のセンバツは初戦の智弁学園(奈良)戦で屈辱の初戦敗退。悔しさを乗り越えて、30日の決勝に挑む。