浦和学院が、チケット4500枚が前夜に完売した注目の一戦を制し、18年の記念大会南埼玉大会で優勝して以来3大会ぶりの決勝進出を決めた。

森士監督(57)は、学校出発前に2年生だけを集め「思い切ってやれ。ミスしたら、使った監督が悪い。俺のせいにしろ」と伝えた。

実際に、2年生の2番打者、金田優太内野手が勝ち越し打を含む5打数2安打3打点。さらに、2番手として登板し6イニングを被安打1の無失点に抑えた。二刀流で活躍した金田は「思い切ってプレーしようと思っていた。決勝も、自分の役割を果たしたい」と話した。