優勝候補筆頭の大阪桐蔭が本塁打攻勢をみせた。7回の時点で、大会最多タイ記録の1試合6本塁打を放った。PL学園(大阪)が桑田2発、清原1発などでマークした84年以来、38年ぶり。

2点リードの5回に先頭の谷口勇人外野手(3年)がバックスクリーンに本塁打。2死二、三塁で星子天真内野手(3年)も右中間に3ランを放ち、一挙4点を刻んだ。

6回も攻め手を緩めない。先頭伊藤櫂人内野手(3年)が今大会活躍する米田天翼投手(3年)から左中間にソロ本塁打。さらに2死二塁で代打の工藤翔斗捕手(3年)が右翼ポール際に放り込んだ。さらに、伊藤は6回も左翼に2打席連続本塁打。米田を8失点KOにした。

7回には海老根優大外野手(3年)が左中間に2ランを架け、1試合6発目だ。快進撃を見せてきた市和歌山を相手に圧倒的な力量を見せつけた。

▽大阪桐蔭・星子(5回に右中間に3ラン)「1回戦で少し慣れた。より、たたく意識で臨みました。(1戦6発は)過去のこと。切り替えて次の試合にどう入るか」