第104回全国高校野球選手権(8月6日開幕、甲子園)の南北海道・室蘭地区、北北海道・北見、名寄地区の組み合わせが17日、決まった。全10地区の組み合わせが決定。25日の室蘭、函館、十勝を皮切りに、予定通り進めば7月4日の札幌地区最終日に南北大会出場計32代表が出そろう。

伊達緑丘が最後の夏を迎える。21年に伊達と統合され伊達開来に校名変更。同年秋以降、伊達から移行した新校名の伊達開来と伊達緑丘の連合チームとして参戦も、現3年生部員の引退とともに「緑丘」は幕を閉じる。現在、中村関汰遊撃手(3年)1人が在籍。投手も兼務する投打の中心で、指揮を執る伊達緑丘の吉田和弘監督(60)は「背負うものはあると思うが、この夏、1球でも多く、1試合でも多く野球に関わってもらえたら」と話した。