昨夏王者の弘前学院聖愛が快勝発進だ! 昨春のセンバツに21世紀枠で出場した八戸西との「強豪校対決」を7回コールドで制し、初戦突破を決めた。

弘前学院聖愛は初回1死満塁の先制機をつくると、5番菊池成外野手(2年)が左翼へ満塁弾を突き刺した。「3年生がつないでくれたチャンスに応えることができて良かった」と笑顔で振り返った。2回には2死から1番丸岡昂太郎外野手(3年)が左翼ポール際へソロ本塁打。3回には相手の失策が絡んで3点を加点し、序盤から圧倒した。6点リードの6回には1死二塁から3番高木優斗内野手(3年)が、この試合3安打目となる適時二塁打を放った。7回には1死一、二塁から丸岡が左前適時打を放つなど、この回3得点。計9安打13得点と打線がつながった。

投げては背番号10の津川凱投手(3年)が3回を投げ完全投球。テンポ良く投げ込み、2回から5者連続三振を含む6奪三振をマークした。4回から2番手で登板したサイド右腕、斎藤禅投手(3年)は2回を4安打3失点。最後は6回をエース葛西倖生投手(3年)が無失点、7回は寺田宗令投手(3年)が1失点で締めくくった。

投打ともにがっちりかみ合い、夏2連覇へ視界良好だ。