Bシードの日立一が4回までに12安打10得点を奪い、5回コールド勝ちで初戦を突破した。

初回から打線がつながった。多賀の先発、本俣裕汰投手(2年)を攻め、打者9人で4得点。2回にも打者9人で4点を追加した。投げては、広田直士投手(3年)が4回無失点。サイドスロー左腕は打たせて取り、4回2死まで無安打に抑えた。

5番で適時二塁打2本を含む3安打3打点の鈴木翔登内野手(3年)は「春もバッティングでチームに貢献できました。この夏が最後なので、1球、1球、大事にいった結果です」と胸を張った。

ただ、投打ががっちりかみ合っての快勝にも、中山顕監督(51)は気を抜かない。「こんな勝ち方、続くわけがない。どんな展開でも、つながる打線を目指しています。アウトになっても、つないで残していこうと。しぶとい攻撃で点数を取って、投手を楽にしたい」と話した。

【茨城大会 スコア速報】はこちら>>