第4シードの東京成徳大高は冷や汗の初戦突破となった。

3点をリードした9回裏、4安打を集められ、追いつかれた。その3点目はボークでの失点だった。それでも10回1死後には、芦川楓真主将(3年)がこの日3本目の安打を放ち、5番羽吹薪之介外野手(3年)の三塁打で決勝のホームを踏んだ。芦川主将は「泥くさく勝ち上がって、リベンジしたい」。昨秋の都大会は関東第一、今春は二松学舎大付に敗れた。そのお返しを目標に掲げた。