大会期間中に新型コロナウイルス集団感染と判断された九州国際大付(福岡)が、明徳義塾(高知)との好カード対決を制した。2年生の巨漢スラッガー、佐倉侠史朗内野手は4打数無安打だった。

佐倉は「5番一塁」でスタメン出場。1、2打席はともに見逃し三振。3打席目は二ゴロ、4打席目は遊併に倒れた。

九州国際大付の次戦は、この日2打席連発の活躍を見せた浅野翔吾外野手(3年)率いる高松商(香川)。今大会注目のスラッガー対決に注目される。

◆佐倉侠史朗(さくら・きょうしろう)2005年(平17)11月3日、福岡県久留米市出身。小1年の時に軟式の「宮ノ陣フラワーズ」で野球を始める。宮ノ陣中では硬式の「球道ベースボールクラブ」に所属し、本格的に一塁へ挑戦した。九州国際大付では1年春からベンチ入り。1年秋の県大会から主に4番を任され、高校通算21本塁打。憧れは西武森友哉とヤクルト村上宗隆。趣味は「寝ること」で好きな言葉は「継続は力なり」。182センチ、104キロ。右投げ左打ち。