強敵に、チーム一丸でぶつかる。13年ぶり4回目の出場で初戦を突破した聖望学園(埼玉)が12日、オンライン取材で2回戦で対戦する大阪桐蔭戦への意気込みを語った。

大阪・守口市出身の岡本幹成監督(61)は「自分の出身地でもある大阪代表のチームと甲子園で対戦できるのはウキウキ、ドキドキ、いいなあという感じがします」と笑顔で話した。

センバツ優勝の大阪桐蔭は「強いとしか言いようがない。投手力もいいし、攻撃力も守備もAクラス。隙がない感じ。誰とかでなく、全員を警戒しないといけない」と分析する。

初戦の10日能代松陽戦の翌11日は完全休養日として、選手たちはリフレッシュしたという。同戦で9回を被安打6の2失点で完投したエースの岡部大輝投手(3年)は「優勝候補のチーム。自分ができることは限られると思うので、自分の力を振り絞って、自分のすべてを出して戦いたいです」と意気込んだ。