聖光学院(福島)が横浜(神奈川)に競り勝ち、5年ぶりの16強入りを決めた。

1回に1点を先制。4回表に追いつかれるとその裏、すぐに勝ち越し。5回表に追いつかれるとその裏、無死一、三塁から内野ゴロ併殺打の間に再び勝ち越し。これが決勝点になった。

守ってはエース佐山未来投手(3年)が好投。横浜打線に連打を許さず5安打2失点で完投した。

横浜とは春夏合わせ、甲子園で3度目の対戦。08年夏は準々決勝で1-15、12年春は2回戦で1-7とともに完敗。「三度目の正直」でついに倒した。また神奈川県勢ともこれまで5戦全敗だったがついに初勝利を挙げた。

横浜は聖光学院・佐山を攻略しきれなかった。先発の杉山遥希投手(2年)は11安打を浴びながらも8回途中まで粘り強く投げたがあと1歩及ばず。4年ぶりの3回戦進出を逃した。